ちぇしゃの中庭

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心の揺れ 〜マニッシュ・フェミニン〜

どうも、かすやんです。今回は、僕の心の揺れがテーマです。

 

僕の心は、マニッシュな成分とフェミニンな成分とがあり、その時の環境だか体の状態だかに反応してマニッシュ寄りになったりフェミニン寄りになったりしている、ような気がしています。と言っても性自認が揺れ動くわけではなく、目線やものの感じ方がマニッシュ寄りになったりフェミニン寄りになったりする、という感じです。

 

この揺れ動きは、「昨日はマニッシュ、今日はフェミニン」なんてコロコロ変わるものではなく、変化が徐々に訪れ、時間をかけて変わっていきしばらく継続する感じです。なにがトリガーになって変わっていくのかは、いまいちよくわかっていませんが、ホルモンバランスの変化と関係あるような気もします。

 

マニッシュ寄りの時の僕は、かわいいもの好きが控えめになり、クルマやメカなどの男子が好みそうなものへの興味が強くなり、といった雰囲気です。シャンプー等は無香系を好む感じになり、食の好みは、ややパンチの効いた味を好む度合いが増します。

また、マニッシュ寄りの時は恋愛感情的なものをあまり感じなくなります(恋愛以外の愛情はちゃんとあります)。はっきり「無い」とは断言できず、うすぼんやりしているので、この時はグレーロマンティック、というやつでしょうか。もし仮にこの時の恋愛感情が「薄いけど存在する」のならば、おそらく対象は女性です。

 

一方フェミニン寄りの時の僕は、かわいいもの好きの度合いが増し、男子が好みそうなものへの興味が控えめになり(残ってはいます)、関心の対象がコスメやランジェリー等々、男性にはあまり縁のないものにまで広がり、料理への関心(作る方目線)も高まり、シャンプー等はフローラル系の甘い香りを好むようになり、やはりフローラル系のコロンをつけたくなり、という感じになります。「変な恥じらい」をときたま発動する、自分が男性だということを忘れてる場合がある、なぜか女性の方を「同質なひと」、男性は「異質なひと」と感じてしまいがち、といった特徴もあります。食の好みもマスキュリン寄りの時とは変わり、甘め・やさしめ・さっぱりめにシフトします。

また、フェミニン寄りの時は恋愛感情的なものが表にでてきます。ただ、恋愛感情と言っても少し複雑で、この時の恋愛対象は女性なのですが、男性が女性に恋する気持ちとはどうやら違うようです。例えて言うなら、女性が女性に恋する気持ち(受け身側)に似た感情を抱く、ただし自分は女性じゃないのは承知してる、といったところでしょうか。

 

フェミニン寄りメンタルの時はファッション面でもフェミニン寄りになります。外出着にはそれほど極端な変化はないと思っていますが、結果的にアイテムのレディース率が上がったり、時折スカートを穿きたくなることがあったり、ボディラインをより女性的に見せようとしてみたり、色の好みも若干変わったり、といった変化があります。

レディースのアイテムは、もともと体型の都合から取り入れていて、体に合っていないメンズアイテムはやや不快感があり、また余った部分が引っかかるなどして動きづらさもあるのですが、フェミニン寄りの時は、体型に合わないメンズアイテムをより一層不快に感じるようになります。また肌触りにも敏感になり、ゴワゴワしがちなメンズアイテムは一層受け付けにくくなるという側面もあります。

 

性別意識がやや薄い点は、どちらに転んだ時も変わらず、です。

 

マニッシュ寄りとフェミニン寄りと、どちらが「素の自分」なのか、またなんでこうなるのか、今もって分かりませんが、これまでマニッシュ寄りとフェミニン寄りを数往復しています。今(執筆時点)は、フェミニン寄りに突入してます。