かすやん、こんな人です。

こんにちは、かすやんです。

僕は、身体的特徴や成長遍歴などから、性分化疾患の可能性を（勝手に）疑っている人です。社会的には男性です。生物学的には「不完全な男性」なのかな？と思います。

僕は、体の成長遍歴から今の身体的特徴から、一般的な「男性」のそれとは異なります。

一般的に、僕の年代では、男子は中学校に入ってから身長の伸びが急激になり、また二次性徴も本格化してくるパターンが多かったんです（今の子はもう少し早いかもしれません）。

ところが、僕の場合は小学校の後半で伸びのピークが訪れ、中学校に入ってからは頭打ちでした。二次性徴もかなり早かったです。おおよそ女子と同じようなペースでスパートがかかり頭打ちになり、といったところでしょうか。

体格面でも、肩幅は狭いまま、上半身もコンパクトなままで、腕も細く、細身な一方で腰が大きくなってくる、胸の方も、形こそぼんやりしているものの気づけば若干膨らんでる、といった感じでした。思春期の一時的なものではなく、膨らんだまま、なおかつ痩せても肉が残ります。見た目が細いわりには体重があり、決して「痩せて」はいませんでしたが、当事から年頃の男子らしからぬ体格だったと思います。

思い返してみれば、ほとんど背が伸びなくなった中学校のころ、上半身の大きさはぜんぜん変わってないのにジーンズは2サイズアップ（高校でさらにひとサイズアップ）、という腰の成長っぷりでした。

一方、幼少期から「鳩胸」で体が分厚く、そのまま大きくなっているので、胸部の厚みだけはかなりあり、その時の服装や見方によっては、不自然な胸板の厚さから「実はムネがあって目立たなくしてる」ようにも見えたり、ただでさえ肩幅が余りすぎて「着せられてる感」満載のスーツも一層大きいものにされてしまったり、といった事も起こります。また腰も体格のわりに大きく、まともなサイズのスーツを着ようにも、ジャケットは着れてもスラックスが入らない、ということもたびたび。腰の大きさゆえかレディースのジーンズでもお尻がだぶつくことは無いですし、これまたレディースのテーラードジャケットを着た時も、厚みのある胸元は余りません（笑）。

「普通の男子」との違いは身体能力にも現れていて、体育では身体能力が追いつかず、いつも散々な成績でした。男女共同の種目から想像するに、おおよそ女子並みの身体能力だったんじゃないかと思います。重いものは持ち上げられないし、体は変にやわらかいし、ビンのフタもなかなか開けられないし、今もたぶん、身体能力は体格が近い女性とそう変わらないと思います。

早くスパートがかかって早く頭打ちになりましたが、そもそものスタートラインが大柄だったおかげか、平均までは届いてないものの、男性として普通の範囲の身長に収まっています。ただ男性らしからぬボディラインが物議を醸す？ようなことが時折あります。

心理面については、子供の頃から男子全般の乱暴さがどうにも受け入れられなかったり、自然発生的にかわいいものが好きだったり、まったく無意識で「男子らしからぬ」反応をする事もたま〜にあったり、自分が男性なことをすっかり忘れてたり。ここでもまた「普通の男性」と何か異なるものを持っているのを感じます。やっぱり、中途半端な体に引きずられてんのかな？と勝手に思ってます。

ということで、ボディラインがわかりやすいショットをいくつか。服装によっては、露出部は男性なのに、服に隠れてる部分は少しがっしり目の女性、という感じになったりもします（この辺服装と観察眼次第なんで、人によってはそうでもない印象を受けることも）。

　　

適応胸囲の数値が同じ、メンズジャケット（左・紺色）とレディースジャケット（右・黒）。「スーツを一層大きいものにされる」原因です（わかりやすいように線を引いています）。胸囲の数値が同じでも、幅が狭く分厚い体で、「幅が広い体格が前提」の男性用ジャケットを着ると、前方向の余裕が足りず襟がガバッと開いてしまいます。肩は余って滑り落ちます。一方女性用のジャケットだと、バストの分だけ前に余裕があるので、襟のラインはほぼまっすぐです。また肩もきれいに収まります。男性用でここまで襟をまっすぐにしようとサイズアップすると、大きすぎてブカブカになり、仕事に着ていけないレベルでだらしなくなります。

男性用のジャケットを着ても腰の大きさで下広がりのシルエットになり、普通の男性のそれとは明らかに違う形になります。「服装のご指摘」が入るので、スーツで対外的な場面に出る仕事は困難です（失礼にならない格好になかなかできず）。